求人が増えつつあるunityエンジニア

基本的なゲーム開発では効率化のため、コントローラーのボタン処理や、画面描画、BGMの再生といった共通処理をライブラリ化し、使いまわせるように各メーカーが工夫していました。それをより強化したものがゲームエンジンと呼ばれる開発ソフトウェアです。
ゲームエンジンはプログラム色の強かったライブラリからさらに踏み込み、ゲームエンジン内でグラフィックやサウンドなどのデータを管理することで、プログラマ以外の開発メンバーもゲーム画面が実機でどう表示されるかといった確認を容易にし、開発の効率化をより進めました。
そして、ゲームエンジンの一番の特徴は作成したゲームにほとんど手を入れることなく複数のゲーム機に対応できる点です。通常、異なるゲーム機ではプログラムの互換性がないため、本体に合わせてプログラムを修正する移植作業が必要でした。ゲームエンジンではプログラムの差異を吸収する機能もあるため、最小限の調整で移植が可能です。
中でもunityはパソコン、ゲーム機、スマートフォンと多数のプラットフォームに対応しているのが特徴で、国内のスマートフォンゲーム開発では最も使用されているゲームエンジンです。そして現在国内のスマートフォンゲーム市場は拡大し続けており、自然とunityエンジニアの求人が増えています。unityは3DモデリングやC#によるプログラムなど通常のゲーム開発の知識に加えてunity自体の処理を理解する必要があるため、人材が不足しているのです。
幸い今は日本語による資料も充実しているため、ゲーム開発の経験があればunityエンジニアを目指すのも有効な選択肢だといえます。
もしunityエンジニアを目指すのであれば、求人事情などを把握できるこちらのサイト(大好きなゲームを仕事に!)を参考までに覗いてみてもいいかもしれません。

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